桶狭間の日、五月十九日
とうらぶの宗三左文字と、今川義元です。
宗三は桶狭間の後に信長の手に戦利品として渡り、磨り上げられて現在の姿になりました。
その後も、秀吉、秀頼、そして家康の手に渡り『天下取りの刀』として後世に伝わっていきます。
飾りとしての刀となってしまった彼ですが、しかし義元のもとでは『実戦刀』としてあったず。
それが、たまらなくロマンを感じさせるのです。
彼が『戦うための刀』であった桶狭間の戦いまでの時間というものは、すごく深く濃いものだったのではないでしょうか。
義元の泥臭い一面と共に、これからも彼はあるのかと思うと何か感慨深いものがあります。
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