藤波ゆらゆら
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2019.07.18 13:03

藤村と私と夏

島崎藤村が好きだ。そう言って、ああ、と曖昧な顔をして頷かれる。いや、それはいい。「まだあげそめし~」なら知っているよと恥ずかしそうに言われるのもいい。要は、私はただただ島崎藤村の作品が好きなのである。出会いは中学生の頃だったと思う。『夜明け前』その分厚い三巻の、埃臭い図書室で鎮座する威厳たるや!当時、日本近代文学に目覚めていた私は迷わずそれを抜き取った。読み始めると、目を引くのは文章の巧緻。展開の...

2019.05.28 22:06

幽斎じーさまの出自

細川幽斎の出自というものは、典型的な諸説アリです。いろいろ探してみましたが、上にかいた2説がほとんどかな~と。将軍の落胤にしろ、管領細川家にしろ、どっちでもスーパーエリート幽斎様には変わりありません。それより何より、忠利くんの胃が心配。

2019.05.21 22:49

桶狭間の日、五月十九日

とうらぶの宗三左文字と、今川義元です。宗三は桶狭間の後に信長の手に戦利品として渡り、磨り上げられて現在の姿になりました。その後も、秀吉、秀頼、そして家康の手に渡り『天下取りの刀』として後世に伝わっていきます。飾りとしての刀となってしまった彼ですが、しかし義元のもとでは『実戦刀』としてあったず。それが、たまらなくロマンを感じさせるのです。彼が『戦うための刀』であった桶狭間の戦いまでの時間というものは...

2019.05.14 11:58

キャラデザうんぬん。

ちょっとキャラデザについて、各所から質問が届いているので答えたいと思います。いや、そんな特別なことは無いんですけど思い入れとかを語っていきます。【細川忠興】結構インスピレーションで決まった感じの容姿です。繊細で短気な雰囲気は目に宿っています。鼻の傷は絶対に聞いたら駄目なタブーで、それについては漫画にしたいです。いやはや、流石忠興(褒めてない)いつも紋付羽織を着ているのは、よくも悪くも名門細川家の御...

2019.05.14 10:50

よく登場するやつら。

ちまちまと描きためてやっと六人です。(メインの人々)こうやって見ると、歴史創作って楽しいなあって思います。好きな風にキャラデザして、好きな風に性格をつけて口調をつけて、ありえないような人物と会話させて……。もう一次創作(歴史の二次創作か?)の醍醐味が詰まっているように思います。いやあ、イケメンは国宝。まじめな話をすると、私が描く人々は私の心にぐっときた人々です。ですから、これからもっと増えると思い...

2019.05.11 11:13

花倉殿、はなくらどの。

玄広恵探、彼は戦国でも有名な兄弟げんか(惜しい)、いや、家督争いの主人公です。私は花倉殿と呼んでいますが、玄広恵探の方が多分メジャーです。家督を継ごうとしたが、継母と太原雪斎は義元を後継者に示したため叶わず。しかし、祖父は彼を後継者にと示し擁立したため出家していたのに還俗し、花倉城を本拠地に定めて義元と争います。(本拠地を花倉城にしたため、彼は花倉殿と呼ばれるようになった)結局、義元に敗れた末に静...

2019.05.11 08:22

今川義元と玄広恵探

今川義元……それは、公家趣味の軟弱マロ武将として世の人々に知られている武将。だからこそ私はここで声を大にして言いたい。「義元は、海道一の弓取りなんだぞ!革新的な武将だったんだぞ!」そうです、義元は信長に桶狭間で負ける以外は良い武将です。ああ、哀しいかな。生涯最後の失敗が表に出て、マロ武将として人口に膾炙している義元。私は、イケメンに義元を描きます。お歯黒?白塗り?そんなん、色白の大口で笑わない美男...

2019.05.02 11:20

よしあきくーん!

地味な方の加藤と名高い嘉明くんです。いやぁ、愛媛では銅像が立ってたりゆるキャラにされたりしてるんで知名度そこそこなのですが……他県はどうなのでしょう。(期待はしない)彼、愛らしい逸話や部下思いの逸話が多くてさすが沈勇の士と言われるだけあります。同じ伊予を治めた高虎とはめっっっちゃ仲が悪かったらしいです。今度描くなら高虎も一緒に……。

2019.04.30 11:27

そうね、終わりね平成も。

私、平成生まれです。平成何年かはさておき、平成の生まれ、多感な時期も平成育ちです。今日で平成が終わるとか言ったって、正直あんまり実感はわきません。だって、日本が滅びる訳でもあるまいし。でも、だからといって思う所が無いわけでもないのです。平成という一時代が、幕を閉じ、新たな令和という時代が幕を開けようとしている。令和になったら、私達平成ボーイ&ガールが「昭和?え~古~い」とか何とかお母さんお...

2019.04.29 05:28

姫路城について

姫路城……それは世界遺産。そして、白鷺城とも呼ばれるように白亜の美しい城。ちょうど一年くらい前に行ったのだけど、今でも天守閣まで一時間半ほどデズニー並びで待ったのを覚えているよ。いやぁ、行楽シーズンにメジャーなところに行くのはこれだから嫌なんだ!!と、言いたいけれど今思えば良い思い出なので結果オーライということで。かの暴れん坊将軍のオープニングでバックに写っている城は和歌山城ではなく姫路城と知った...

2019.04.28 07:24

名前の由来

さて、何故「藤枝」と名乗っているのか。如此為而曽 人之死云 藤浪乃 直一目耳 見之人故尓仮名交じりにするとかくしてそ、人は死ぬといふ、藤波の、ただ一目のみ、見し人ゆゑにと、まぁこうなるわけです。これは万葉集の中の詠み人知らずの歌なのですが、初めてこの歌を見て鳥肌が立ったのをよく覚えています。だって、こうして人は死ぬというのですね、藤の花のような、一目見たあの人に恋してぞくぞくしないわけが...

2019.04.24 01:47

サナダ、ヒノモトイチノツワモノ

いっっっちばん好きな戦国の人間ってやっぱり真田幸村なのですが(ミーハーじゃない)いろんな媒体の幸村って、全体的に熱血で男前なイメージが強いじゃないですか。だからこそ、ここで声を大にして言いたい。「幸村は冷静で暗いところもあるんだ!!」と、ですね。ですから私が描く幸村はどっちかと言うと根暗で策謀に長けた男と言った感じです。はーー、自家生産で満足してます。暗めの幸村です。

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